紫組ゆる陸マイラーのチラシの裏

JGC・SFC持ちのゆるい陸マイラーが、自身の暮らしとマイル等の関わりを再考する備忘録的なブログ

紫組を目指して修行した理由

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JGCSFCの修行僧の数だけ、修行に赴くそれぞれの理由がある。

という事で、私が紫組を目指した理由などを簡単に振り返ってみます。

  

JGCは国内業務出張で獲得

JGCに関しては業務出張のみで獲得したので、そもそも修行をしていません。自分の財布は痛まなかったものの、ドメ専で尚且つ「羽田乗り換え新千歳行き、日帰りで仕事」のような事もザラだったので、心身ともに疲弊しきっていた覚えがあります。

何にせよこれでJALの上級会員としての恩恵を受けることになりました。JGCの特典は以下のようなものなどがあります。

  • 初回搭乗時ボーナスマイル(3000マイル)+搭乗ボーナスマイル(35%)
  • 予約優遇(予約専用デスク、優先キャンセル待ち)
  • 専用チェックインカウンターとJGCエントランス
  • 優先搭乗
  • 受託手荷物無料許容量の優遇(JAL国内線:通常+20kg以内、国際線:通常+1個;1個あたり32kg以内)
  • プライオリティバゲージサービス
  • ラウンジサービス

 

JGCだけでなく、SFCも欲しいと思った理由

上記JGCの各種待遇には非常に満足していたのですが、その一方で(或いはそのせいで)「SFCも持っていたらなぁ」と思う場面に出会うようになりました。

私の経験した事例としては、

  • 出張や移動の予定が急に決まったが、JALでは席の空きが全く無かった(ANAでは有り)
  • 機体トラブル等でJAL便の運行に障害が発生し、ANAに急遽差し替える人で長蛇の列が出来る
  • 海外旅行等で移動ルートを決めるとき、ワンワールドアライアンスのみでは希望ルートがうまく繋がらない事があった
  • JAL偏重になる為、ゆるい陸マイラー活動でANAマイルを貯めるモチベーションが減退する

などです。

ザックリ総括すると、JGCがある事で航空キャリアの選択に不自由さを感じる場面が出始めました。自分の都合に合わせて航空キャリアを自由に選択すれば良いだけの話なのですが、一度上級会員としての待遇を受けるとなかなか他を選びにくいのも事実です。マイレージプログラムは顧客囲い込みのための戦略ですから、当然ではありますが…しかしながら、移動手段である飛行機のキャリア偏重による縛りのせいで移動の目的に影響が及ぶようでは、本末転倒になってしまいます。

これを解決するには…JGCだけでなくSFCも取ればとりあえず解決? トラブル発生時のリスク逓減という観点からもダブルホルダーだとベターかな、と思うようになりました。とはいえ、SFC取得でのメリットはあってもコストパフォーマンスがあまり良いとも思えず、SFC修行には踏み出せない日々が続きました。

 

SFC修行を決断するに至った環境要因

上記のような理由でSFCが気になっていたのですが、更に2016年の最初の方で以下のような環境要因が揃いました。

  • 公私それぞれの用事で2016年にそれなりの頻度で札幌に行く事が決まった

       →JGCのメリットが薄れ、ANAプレミアムクラスでの修行にPP以外のメリットが出来た。

  • 2015年までのゆるい陸マイラー活動でANAマイル換算で15万マイル相当のストックがあった
  • 妻の妊娠に伴い、2017年以降は単独行動(=修行)のハードルがかなり高くなる事が予想された
  • 国内線機体のバシネットの有無に関して、ANAは一部機体で有り、JALは無し(使うかは未定)

       →子供の誕生以降では航空キャリアに対して求めるものが変わる可能性が考えられた

 

これらの環境要因の後押しもあり、2016年にSFC修行を行う事を決断したのでした。SFC修行の内容自体は別記事にまとめる予定ですが、陸マイラーとしてマイルを貯めていたお陰で持ち出しが比較的少なくなる事が分かっていたので、踏み切れた部分も大いにありました。陸マイラー活動も大事ですね。時間のある方は持ち出しゼロでSFC獲得も十分可能だと思います。

 

今後はどちら寄りにするのか

紫組になるまでに上記のような経緯があるため、私の運用スタイルはJGCが主で足りない部分をSFCで補うイメージがあり、今の所赤寄りの紫組という認識です。今後は自身のライフスタイル等の変化に合わせながら、どちら寄りのスタンスにするか微調整して行く事になると思います。 子どもの成長とともに航空キャリアとの関わり方は色々変わるのではないか、という気がしているので、実体験を基に比較・検証して行くつもりです。