コンシェルジュサービスが便利でクレジットカード整理が進まない

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この間のテラヤマアニさんとちょびリッチのコラボ企画のライフカード案件（下記リンク参照）も無事申し込み、数日前にカードが届きました。かなりのスピード審査＋発行で正直驚きました。

kowagari.hateblo.jp

案件内容等含め、テラヤマアニさんの企画には感謝しきりです。またクリスマス頃に来ると言われている次のクレジットカード案件も楽しみにしているところです。

陸マイラー活動においてクレジットカード案件は最も取っ付き易いもののひとつですから、多くの陸マイラーの方々は多数のクレジットカードを発行し、適宜不要なものを処分されていることだろうと思います。私もなるべく保有カードは最小化・最適化したいと考えており、年末という機会に自分のカード構成の見直しをしてみました。

カード構成

私の今のカード構成は大体以下の通りです。

メインカード

セゾンプラチナビジネスアメックス
JAL JGC TOP&clubQ CLUB_A(マスターカード)
ANA SFC VISAゴールドカード

サブカード

ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード(Hオナーズゴールド確保の為)
ANA To Me CARD PASMO JCB(通称ソラチカカード。ANA 陸マイラーには必須)
ダイナースクラブカード（更新せず退会）

サブカードは私と色々相性が悪かったダイナースカードを処分しましたが、それ以外の二つは保有目的がはっきりしているので、今の所変更の余地無しです。このためカード構成を最適化するとすればメインカードが対象になります。メインカードについては、セゾンプラチナがプライオリティパス無料付帯でなおかつJALカードを超えるマイル還元率だった事から、当初メインカードはこのカードのみでした。その後JGC取得に伴いJALカードが、SFC取得に伴いSFCカードが追加された格好です。こうなるとステータス保持のためにJGC・SFCのカードはキープする事が確定するため、できればセゾンプラチナは切りたいな〜という気持ちも少し出てきているのですが、その一方でこれまでの経験でプラチナカードの良さも体感しており、色々と悩んでいます。

セゾンプラチナを処分しにくい理由

セゾンプラチナビジネスアメックスの気に入っているところ

セゾンプラチナビジネスアメックスは年会費2万円とプラチナカードにしては安く、またセゾン系のプラチナカードなので、アメックスやダイナース等のようないわゆるプロパー系のプラチナカードと比較すると一段落ちる"なんちゃってプラチナ"なのかな？と思っていたのですが、使ってみるとなかなか悪くないクレジットカードでした。

気に入っているポイントとしては、

年間200万円以上の決済で通常二万円の年会費が一万円にディスカウントされる
マイル還元率がJALカードを超える（1000円決済で11.25JALマイル）
プライオリティパス1名分付帯
意外と柔軟かつ有能なコンシェルジュサービス
限度額が結構無茶な事になる（知らないうちに利用限度額が年収額面を100万ほど超えていて焦った事があります。そんなに使う事はないので速攻下げましたが笑）

等があります。この中でも特にコンシェルジュサービスの有能さは、年会費が実質1万円になるカードのサービスとは思えないレベルです。

使い方次第ではかなり有用なコンシェルジュ

プラチナカード系の有名なベネフィットのひとつとして、コンシェルジュサービスが挙げられます。これはカード会員の様々なリクエストをコンシェルジュデスクが年中無休で受け付け、可能な範囲で応えてくれるサービスのことです。コンシェルジュデスクが対応してくれるサービス例としては、

レストラン予約
エンタメ系のチケット手配
宿泊予約
ツアー・交通機関予約
商品の探索と手配
各種調べ物

等があります。基本的には、カード決済が想定されうるシチュエーションの為の調べ物や手配に関しては概ね対応してもらえるとのイメージです。しかも対応してもらったとしても手数料は要りませんし、万一希望や条件と合わない場合は断る事も出来る為、かなり利便性が高いです。勿論自分でやろうと思えば出来る事が大半ではあるのですが、その時間をコンシェルジュにお任せすることが出来るのは大きいです。また、ケースによっては自分でやれない事もうまくコンシェルジュが立ち回ってくれて出来るようになることがあります。

コンシェルジュが有能だと思った実体験

宿泊予約

数年前の冬に札幌に長期出張が入った際のことなのですが、たまたま出張日程中に嵐のコンサートがかぶったことがありました。結構衝撃的だったのですが、嵐のコンサート期間中は、宿泊施設の予約が全くと言っていいほど取れなくなります。このときは札幌市内はもとより、小樽、千歳等の周辺エリアの宿泊施設まで予約サイトでは全滅でした。

このままでは出張一時中断か、雪山用寝袋でしのぐか、凍死のどれかを選ばなくてはいけなくなる？？と大いに危惧して楽天トラベル等の予約サイトに張り付いて散々探してはみるものの、軒並み空き部屋のヒットは０。そこで駄目もとで、コンシェルジュに宿の探索を依頼したのでした。すると、コンサート期間中連泊OK、エリアも札幌市内、金額も比較的良心的、という優良案件を即日でピックアップしてきたのでした。

商品探し１

家族の就職祝いに何が欲しいか聞いたところ、ブライドルレザーで有名な英国のブランド、エッティンガーの長財布が欲しいと言われました。よくよく聞いてみると海外限定モデルの商品とのこと。ネット等で探しても見つからず、個人輸入するしかないか？でも海外サイトでも見つからないんだよなーと悩んでいたのですが、念のためにコンシェルジュに商品の探索と手配を依頼してみました。すると担当者は正規代理店の入っている大手百貨店に掛け合い、手配できました！と二日程で連絡をしてきました。価格も適正で、納期もかなり早かったので無事就職祝いを渡せたのでした。しかしなぜ入手できたのかは今でもよく分からないですが。。。

商品探し２

私はスコッチウイスキーが好きでよく飲むのですが、特に気に入っているラガヴーリンという蒸留所の創業200周年記念ボトルの25年物が今年数量限定で世界中で販売され、それをどうにかして買おうとしていました。しかしながらプレスリリースでは殆ど情報が出てこず、そもそも日本で販売されるかどうかも含めてよく分からない状況が続いていました。そこでコンシェルジュに商品探索・手配を依頼したところ、日本における正規輸入代理店であるディアジオモエヘネシーに直接問い合わせを行い、「数量の限られる特殊な限定品であるため、正規輸入品についてはバー等の飲食店にしか卸さず、一般客への販売は実施しない方針である」との旨の回答があったことを報告してくれました。加えて私の住んでいるエリアでそのボトルを購入したお店や、そこでの価格設定等の情報も自発的に提供してくれ、「ボトルの手配は出来ませんでしたが、そのお店に行っていただければご希望のお酒を召し上がっていただけます」と提案してくれたのでした。一般販売がないという正確な情報を貰えたので即座に個人輸入をするように頭を切り替えることができましたし、顧客リクエストに応えられない場合でも最大限顧客希望に沿った提案をしてくれる、というのはありがたく思った次第でした。

こういったコンシェルジュが柔軟に頑張って対応してくれた事例の経験は非常にありがたいと思いますし、こういうサービスを実質年会費1万で受けられるのなら十分お得な気がするのです。ただカード構成上はちょっと無駄な気もして、悩み中です。JGCかSFCのいずれかのカードをプラチナにしてコンシェルジュサービスを受けられるようにすればいいか？とも思うのですが、そうすると家族会員カードの年会費が高騰する、というジレンマが。。。あとは各社でコンシェルジュのレベルにも結構差があるようなので、別のコンシェルジュでは期待するほどではない可能性もあるし・・・